​黒沢尻工業、劇的逆転トライで全国選抜大会出場権獲得!

2019.3.19

 

降雪のため延期されていた、第28回東北高等学校ラグビーフットボール新人大会1部3位決定戦が、3月16日（土）、宮城県利府町の宮城県サッカー場で行われました。この試合は、3月29日（金）に埼玉県熊谷市で開幕する、第20回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会の、東北第3代表推薦決定試合を兼ねています。

昨年度の東北王者で、第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会（花園大会）はBシードに選ばれた黒沢尻工業は、旧チームのレギュラーメンバーがほとんど抜けたため、岩手県大会、東北大会と苦戦を強いられました。3位決定戦の相手は新鋭の青森山田。NO8とCTBに、海外出身のインパクトプレーヤーを擁します。

試合は、青森山田が留学生選手の突破力を生かして優位に立ち、前半を7対0で折り返しました。後半、黒沢尻工業は、早々に追いつき、さらに勝ち越し。しかし、後半18分、また留学生選手にトライを許し、12対14で最終盤へ。そしてノーサイド寸前、執念のトライ、ゴールを決め19対14とし、劇的勝利で3年連続の全国選抜大会出場を勝ち取りました。

黒沢尻工業は、経験の乏しさを粘り強いディフェンスでカバー、パワフルな相手を2トライにとどめたことが勝因と言えそうです。このところ、東北では大勝続きだっただけに、「耐えて勝つ」経験を経ての価値は非常に高いと思われます。

​全国選抜大会の組み合わせは3月21日（木）に決まります。

大会結果は以下のリンクでご覧になれます。