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少年岩手、激闘の末、茨城国体出場を勝ち取る!

2019.8.25

9月28日(土)に開幕する、茨城国体(いきいき茨城ゆめ国体)本大会の出場権をかけた、第46回東北総合体育大会が、8月22日(木)~8月25日(日)、福島県福島市で行われました。岩手県は、少年男子15人制と女子(共通)7人制で出場権を獲得しました。

このうち少年男子15人制(出場枠2)は、シードされたため、岩手県にとって一発勝負の代表決定戦となりました。相手は、初戦を勝ち上がった青森県です。

強力な海外からの留学生2人を擁する青森に対し、岩手は、黒沢尻工業、黒沢尻北の北上勢を中心とした布陣。前半から激しい点の取り合いとなりましたが、岩手は終始先行、前半5トライを挙げ、31対21で折り返します。ところが、後半、青森の猛攻に防戦一方となり、7分までに連続3トライを浴び、31対42と逆転され、試合は終盤へ。ここから、FWがモールドライブを軸に攻め立て、15分にトライ、ゴールで4点差。23分には自陣10mライン付近スクラムからNO8が持ち出し、SH、フランカーへと渡って逆転トライ。ノーサイド直前の28分にもモールドライブからNO8が押さえ、だめ押しのトライ。50対42という壮絶な試合を制し、国体出場を勝ち取りました。

岩手代表は、3年生から1年生まで多彩な顔ぶれで、選手起用も巧みでした。修羅場の経験が豊富な黒沢尻工業の主力を、NO8とハーフ団に配置。ロックは、黒沢尻北の長身ユニット。ともに、フランカー、NO8もこなし、走力も兼ね備えています。フロントローは、前半と後半で3人総入れ替えし、フレッシュレッグを保持しました。これが、最も苦しい最終盤の逆襲に生きたようです。そして、リザーブには、判断力、キック力とも卓越した黒沢尻北の1年生を切り札とし、リードされている局面で起用。信頼の厚さを感じさせました。

この他の種別では、女子7人制で、日本代表候補を含む岩手県代表が、プールマッチ、決勝トーナメントともすべて無失点で圧勝し、国体出場を決めました。成年男子7人制は、出場権を逃しました。茨城国体ラグビーフットボール競技は、9/29(日)から水戸市で行われます。

少年男子15人制試合記録は、以下のリンクでご覧になれます。

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