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Recent News​ 2020年11月

黒沢尻北、新人大会を制し、全国選抜大会に向け発進!

2020.11.15

第53回岩手県高等学校新人大会ラグビーフットボール競技が、11月13日(金)~15日(日)、宮古市の老木公園グラウンドで行われ、Aブロックは黒沢尻北が優勝。来春の全国高等学校ラグビーフットボール大会出場権を争う、東北新人大会1部への出場を決めました。

花園最終枠を争ったオータムブロックチャレンジからわずか4日。黒沢尻北の主力選手には疲労があったはずですが、他校を圧倒しました。1回戦は、このところ進境著しい一関工業に46対0(前半36対0)で快勝。準決勝は、最大のライバル、黒沢尻工業を32対0(前半18対0)、決勝も、花園予選決勝で苦杯を喫した盛岡工業を48対10(前半24対3)で撃破し、連覇を果たしました。強敵相手の3連戦で、失ったトライは1つだけという圧倒的強さを見せた形です。

これにより、年明け2月に宮城県女川町で行われる予定の東北新人大会1部に出場が決まりました。そこで、3月末に開催予定の、全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(今年度は中止)出場権(例年は東北3枠)を争います。

なお、黒沢尻工業は、3位決定戦で、盛岡南に86対0(前半48対0)で大勝し、準優勝の盛岡工業とともに、東北新人大会2部に出場します。

今年の大会は、岩手県4強の一角だった、地元宮古が部員不足で宮古商工との合同チームで、下部Bブロックに出場を余儀なくされました。そこでも準優勝に終わり、Aブロック再昇格を逃しています。1,2年生による新人大会という事情があるとはいえ、15人制出場チームは高体連ラグビー専門部加盟校の約半分、11チームのみ。7人制も合同チームでの出場を余儀なくされた学校もあり、部員不足は深刻さが増しています。

大会結果は下記リンクでご覧いただけます。

黒沢尻北が東北地区花園出場枠を獲得!

2020.11.9

全国高等学校ラグビーフットボール大会が第100回を迎える記念として設けられた、東北地区花園出場枠1を争う、オータムブロックチャレンジが、11月6日(金)~11月9日(月)まで、宮城県石巻市で行われ、岩手県立黒沢尻北高等学校が優勝。6年ぶり6回目の花園出場を決めました。

東北6県大会の準優勝校で争う大会は、東北新人大会上位の宮城県代表と秋田県代表がシードされ、他県代表は、3連戦を強いられる厳しい日程。黒沢尻北は、1回戦で山形南を69対0(前半33対0)で圧倒しました。しかし、準決勝では、地元佐沼に大苦戦。ディフェンスの固さで評価が高い佐沼に、前半7対0とリードを許し後半へ。相手の強烈なタックルにチャンスを掴めず、時間が経過しました。ようやく後半半ば、同点のトライ、ゴールを奪い7対7。双方、勝ち越すことができずに引き分けとなり、決勝進出は抽選に委ねられました。結果は、黒沢尻北の進出となり、辛うじて花園出場の希望をつなぎました。

決勝は、秋田県の男鹿工業。モールドライブに定評のあるチームでしたが、本来、ディフェンスの固さが持ち味の黒沢尻北も、モール対策は万全でした。相手の得意な形を封じ込め、アタックでは、岩手県大会決勝以来、影を潜めたワイドな展開が機能。素早いボール出し、クイックリスタートを駆使して4トライを重ねました。結局、31対14(前半21対0)で快勝しました。黒沢尻北は、2012年度から岩手県で3連覇して以後、6年間で4回県大会決勝に進出しながら、全て準優勝に甘んじています。実力は十分ながら、勝ち切れずにいただけに、最後のチャンスをものにした意義は極めて大きいでしょう。

岩手県中学校総合体育大会で上野中学が優勝!

2020.11.1

第67回岩手県中学校総合体育大会第37回ラグビーフットボール競技が、10月31日(土)、11月1日(日)、北上総合運動公園で行われ、地元北上市立上野中学校が3年ぶり3回目の優勝を果たしました。

決勝は、岩手県で唯一の常設ラグビー部を持つ、滝沢市立滝沢南中学校と、特設ラグビー部の上野中学が対戦しました。技術、戦術の習熟度が高い相手に対し、上野中学は果敢なタックルで対抗。度々、密集での反則を誘いました。それでも、前半は7対5で滝沢南がリードして折り返します。

後半、次第に落ち着きが出た上野は、ハンドリングエラーも減って、ボールのつなぎはスムーズになりました。前半同様、ディフェンスのプレッシャーをかけ続けたことで、滝沢南の反則が増え、主導権は完全に上野へ。2トライを奪い、リードを広げます。タイムマネージメントも的確で、ゴール前で得たペナルティは、ショットを選択。冷静にゴールを決め、22対14、点差を8点とし、勝利を決定づけました。

今年の大会、参加チームは、合同を含む5つにとどまりました。最盛期の半分以下です。このため、幼児、小学生向けスクールと高校の橋渡しができない状態で、競技普及、強化に深刻な影響が生じています。中学ラグビー自体の競技レベルは、決して低くないだけに、「数の確保」が急務です。

大会結果、試合映像は下記リンクでご覧いただけます。

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